田口佳史 ニュースレター
「人新世」の時代に ―「東洋思想」からの提言

ニュースレターVol.16「『リーダーシップ』について（その二）【2022年6月25日号】」配信後、温かいご支援のお言葉を頂戴致しましたので、下記にご紹介させて戴きます。
　
【長野在住　S.Nさん】
第十六回「リーダーシップ」について（その二）は、（その一）に続き改めて組織の在り方、リーダーとしての在り方を考える機会になりました。
リーダーシップというと、常に前面に出てみんなを引っ張っていく、勇猛果敢というイメージが強くありますが、「縁の下の力持ちであれ」、そして「用心深くあれ」というメッセージがとても強く心に響きました。
つい、成果を得ようと大きなことを目指そうとしてしまいがちですが、リーダーが淡々と足元の土台を固めていくことこそが、永続できる組織作りにつながるということを忘れないでいたいと思います。
　　
自社に生じる問題を一つ一つ完璧に解決をして社員に安心を与える。
そして自社の持てる可能性を一つ一つ明確に掘り起こして、社員に希望を与える。
そんなリーダーでありたいと思うと同時に、こういうリーダーが増えていったら、きっと国も変わるはずと感じました。
時代が大きく動いている中で不安を感じている人が多くいる今だからこそ、一人でも多くの人と原点を学びながら、行動していきたいと思います。