第１回「東洋思想コミッティ―」開催のご報告

　
今年５月開催の「東洋思想フォーラム」では、私達を取り巻く地球環境破壊・戦争・差別分断など、殺伐とした問題を解決するための術として「東洋思想の叡智」を活かすことが重要であるとの認識の下、先ずは情報交換と相互議論の場を設けるべきとの方向性を確認しました。

その第一歩として、１０月２８日に第１回「東洋思想コミッティー」が開催されました。
当日は田口佳史より、ニュースレター執筆を通して思考し追求してきた諸問題を明確に把握し、それらが生じている真の原因や問題の核心が語られるなど、Q＆Aセッションを含め盛会のうちにお開きとなりました。

 

ご参加の皆様より数多くの熱いメッセージが寄せられました。
ここでは、その一部をご紹介させて戴きます。
 　
・「過度な偏りをなくし、中庸な考えを持つこと」「陰陽的な流れでものごとを見ること」など、改めて重要であることを再認識できました。
 
・田口先生の真剣度が伝わってきて、改めて背筋が伸びました。まさに「日本と日本人の責務」を感じました。

・人類や全ての生き物が気候変動や環境破壊により存亡の危機を迎えつつある今、自分に出来ることは何なのか、考えて行きたいと思います。
 
・自分が出来ることは、今の仕事を通じて、その周囲の人へ東洋思想的なことを伝えることかと思います。そして、そのエネルギーや学びを得るためにこのコミッティーに参加することなのかなど考えているところです。

・お話を伺いながら、今の日本、今の中国、今の世界が、何故貴重な「知的資源」を忘れてしまったのだろうか。この流れを変えるのに一番有効な方策は何だろうか、を考えておりました。

 

ご参加戴き、誠にありがとうございました。

次回は１１月２６日（土）の開催です。

どうぞ、お楽しみにお待ちください。